IT老害と情弱を殺そうとするが、殺しても良いのか


シンジです。会社経営を始めて1ヶ月が過ぎましたが、個人的には以前と変わらず好き放題なもんです。ところがチームメンバーは激動のようで、お悩み相談室を開催することもしばしば。たった1ヶ月で感じたITの世界を共有したいと思います。

シンジさんは若いからチャレンジできていいですね

事実なので、全くもって完全同意です。むしろだいぶ昔から、会社作れ会社作れ言われ続けてようやくなので、やっと感もあるくらいです。

ところが弊社、スタートアップのくせに売るプロダクトがなく、いきなり9人もいるので、普通に考えてチャレンジと言うよりは無謀の方がしっくりきます。

若いから、で許される範囲はある程度あるでしょうが、弊社の半数以上が

・家庭持ち
・家は購入済みローン組み35年リザーブド
・子供もいる

などなど、シンジより年上だったり、おじいちゃんがーとか、なんやかんやの事情を抱えている方々が多めです。なので、彼らには無謀もチャレンジも許されないと思っています。

なので個人的には、何もチャレンジしていないし、無謀なこともしていないと思っているわけです。割とアンパイなラインで経営しているはずです。たぶん。

何を生業とするのか

我々の現時点でのお客さんの大多数が、会社の社員数が数千人から数万人規模のエンタープライズ、もしくは、かなり特殊な事情を持ったイケイケカンパニー達です。

で、社内の情報システム、セキュリティを完全に統制し、全ての従業員が史上最強のITの上で「意識せずに使える世界」を作り上げること、そして本来のビジネスに注力すること、ITエンジニアは徹底してITを学び、アウトプットすることで評価を得る、誰もが不毛だと感じる業務を徹底的にIT化していくのが、シンジのお得意なところです。

チームメンバーが感じるエンタープライズの壁

シンジを呼び寄せて案件にしてくれる社外の人達は、シンジの無茶苦茶っぷりで社内をぶち壊してくれーくらいの勢いで呼んできている、いい言い方すると、イノベーションを感じたいわけです。

数十人から数百人規模の組織であれこれしていると、

「これやろーぜー」

が、少数の

「いーねーやろーぜー」

で、成立することがあります。
これはもはや、小さくともイノベーションです。

ところが、組織規模が大きいエンタープライズは、とあるたった1人の人間がどんなに正しいことを言おうが、それが数十人集まってプレゼンしようが、組織全体の舵が切られてしまうことがないように、「統制」されているわけなんですね。

なので、シンジ達がどんなに現場にイケてるITをねじ込もうとしたところで、これは全てが失敗します。

改善とイノベーション

これやりましょう!最高ですよ!予算くれ!
ってな具合な場合、

・全員や多数が賛同して進む意見や物事は、改善

で、

・反対されればされるほどイノベーションジャンプする

というわけです。

各メディアで、カジュアルにイノベーションと言っていたり、よーわからん製品が、これで働き方を改革できますと言っていたりしますが、イノベーションの本質は、製品そのものだけでなく、導入までの課程や政治、運用など含めた全てが綺麗に回ったときに、はじめてイノベーションだったと感じるわけです。

よーするに、ゆーて結構大変よってことです。

職場は弱肉強食なのか

ITのことがよくわかない人を「じょうよわ」と言ったり、その逆を「じょうつよ」と言ったりするとかしないとかありますが、もっと悲しい表現があって、それが「老害」ですね。

※(じょうじゃく、よりも、じょうよわ派です。しらんけど)

真の意味で仕事が出来る人、ITに詳しい人が強くて、強いやつが、しょーもない連中を殺しにいくかというと、まぁそーゆー人もいるんでしょうが、悲しきかな、それでは「組織」は動きません。

なんとか知恵袋で昔から話題なのですが、社会は弱肉強食では成り立っていません。共存共栄でしか繁栄はありません。

ライオンは強くて、シマウマが食われていたとしても、それは「個」の話しであって、「種」としてはシマウマの方が圧倒的です。猫の方がかわいいし。すだちかわいいし。圧倒的すだち。

クジラはでかくてプランクトンを食いまくってますが、ITで言えばプランクトンはAmazon.comみたいなもんですわ。

そして人間社会は「自然」とは全く違う世界なので、これがそのまま適用できないなんて話もありますが、会社組織としてみたときにどうなんだってことです。

会社には、しょーもないやつ、居ますよ。それはもうね、仕方の無いことなんです。あいつはじょうよわだからとか、ウチには老害がいてとか言ってても仕方無いんです。

なぜなら、しょーもないやつはそもそも共存共栄ができないので、いずれ死にます。ただ、それを生み出してしまった組織にも反省点はあるわけです。しかし、それは反省点なだけであって、企業としては通過点でしかありません。

やりたくない仕事は、やらなくていいのだ

その昔、駅には自動改札とかいうテクノロジーは存在しませんでした。駅の改札には熟練の駅員さんが、瞬時に切符を見て判断し、切符を切るという職人が居たんです。その熟練の技を習得するまでに、10年かかったでしょうか、20年かかったでしょうか。まぁ細かいことは知りませんが、今そんな人いますか?

自動改札というテクノロジーによって、しょーもない仕事が消え去ったわけです。

お父さん、お母さんが産んで育てたその人間は、駅の改札に立って、爆速で切符を切り続ける仕事をさせるために育てたわけじゃない気がします。

必要だけど、やるしかないからやってる仕事は、徐々にITによって、よりよい世界に変わっていきます。テクノロジーの力を持ってして、不毛な作業をさせ続けられた人間を救ったと考えた方が良いわけです。

情報システムが目指すのはまさに世界平和

次になくなるのは電気メーターを確認する人達の仕事なのか、あるいは、、、いろいろ思いつきますよね。

正義をふりかざしても悪は倒せない

シンジがこう言うと怒られそうですが、若い世代、20代とかね、イケイケの世代は、正義を持ってして、自分はこれが正しいんだと、周りもこうするべきなんだといって戦うわけですが、悲しいことに、軽くあしらわれます。

そもそも、エンタープライズには正義も悪も通用しません。限りなく白に近いグレーもしくは、限りなく黒に近いグレーが常に正解です。つまりグレーが正解です。

正義で悪を倒すと言うことは、敵・味方という概念があるということですが、そもそも誰もが賛同する物などありえないので、敵を作ってはならないのです。知らないうちに勝手に出来た敵はしらねーす。趣味で意図的に作った敵もしらねーすwww

重要なのはプロセス

とある課題があったとして、それを解決する為に奮闘するのは良いことなのですが、重要なのはそのプロセスにあります。

そもそも課題だと思ってやっているその仕事、周りも課題だと思っているかどうかが問題です。「個」が動いても「組織」は動きません。組織として動いたときにはじめて物事が前に進むのです。つまり、課題を、課題だとして認識し合いながら進めていくプロセスの方がよっぽど重要なので、どんなに自分が「これをすればみんなの仕事が楽になるのに」と思ったところで、このプロセスが成功する見込みの無いものは、実行しても速攻で蹴られるか、運用で失敗します。やるだけ無駄なので、ホントはやりたいけど出来ないリストにぶち込んで寝ましょう。

どんなに良いものや、良い方法があっても、導入に至らなかったり、せっかく導入したのに実際使われてないものがあったりするのは、課題として認識し合うプロセスがすっ飛ばされてるからです。

もっかい書きますが、じわじわ作戦しかなのです

少数の正義や正論では、組織は動かないようになっているのです。楽天の三木谷社長のトップダウン的なあれは特殊なので割愛してください。ハゲ社長がある日突然、ロボットを会社ごと買ってくるとかもイレギュラーなので割愛です。

多少の声で組織が動かないのは、組織を守るための重要な役割でもあります。

たった1人のよーわからんやつの意見で全員の働き方が変わってしまう方がよっぽどリスクだし、そんなん、ある日突然今日からこーしろって言われても、意味不明だと思いませんか。

じわじわと浸食していく以外に、イノベーションは起こりません。

おれめっちゃええことゆーてるやん

と思ったんですが、これ全部フジテック友岡CIOのうけうりなので、聞いた話をそのまま書いただけです。意見があれば直接友岡さんにクレームしてくださいwww

シンジは会社を作る前から様々な先人達、先輩達に、様々な事を教わって、今でもそうです。この話だってそうです。

先人の知恵は借りるべきです。
老害なんて表現は悲しい。

今すぐには得られようがない経験を、長く生きてきた先人達から、見て、聞いて、感じて、そしてその恩を、おっちゃんおばちゃん(おねーさんでしたさーせん)達に、定年退職する前に返すのが、若い世代がやるべき事の1つかもしれません。

自分が得するより、他人が得することってなんだ、が大事。

シンジはマジで、コストセンターと呼ばれる情報システム、無駄に金がかかると言われるセキュリティから、正しいITの使い方をきちんと広めて、日本の情報システム部門から全ての国内産業にイノベーションを起こしてやろうと思っています。

日本はイケてる。ITの使い方を知らなすぎるだけ。ITエンジニア達が泥臭く苦労して、仕組みを作っていく。

駅には自動改札がきた、便利。でも全員が動作原理や電磁界解析の結果を知ってるわけじゃない。それが正しい形。

それこそITは、全ての人が知る必要の無い職人技術。

ITを使い倒して、仕事が終わったらうまいお米食べて、世界平和待ったなしやで。